エドガー・ブロンフマン・ジュニアのプロフィール(経歴)

<年表>
出来事
1970年代 ブロンフマン氏、高卒後大学に行かず、エンターテインメント業界入り。映画制作などを手がける
1982年 ブロンフマン氏、シーグラム入り
1993年 シーグラム、タイム・ワーナーの株式取得
1994年 ブロンフマン氏、シーグラムCEOに
1995年 シーグラムを、パナソニック(当時:松下電器産業)からMCA買収
1998年 シーグラム、音楽ソフト大手、オランダのポリグラムを買収
2000年 シーグラム、仏ビベンディ、カナルプリュと合併、「ビベンディ・ユニバーサル」誕生。ブロンフマン氏は副会長に
2001年 ブロンフマン氏、ビベンディ・ユニバーサルの幹部会からの辞任発表
2003年9月 ビベンディ、米娯楽事業の米NBCとの合併を発表。ブロンフマン氏敗れる

「トゥ・ラヴ・ユー・モア」が日本で1位に

エドガー・ブロンフマン・ジュニアが作詞・作曲した「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(セリーヌ・ディオン)は、日本で大ヒットした。鈴木保奈美主演のダブル不倫ドラマ「恋人よ」の主題歌として使用された。

オリコンで1位になった。外国人歌手の歌がオリコン1位になるのは、「フラッシュダンス」の主題歌以来、12年ぶりだった。ミリオンセラーになった。

1994年にシーグラムのCEOに就任

エドガー・ブロンフマン・ジュニアはその後、父親の説得でシーグラムに戻った。1994年にシーグラムのCEOに就任した。

タイム・ワーナーとの縁は10年前の1993年に始まる。シーグラムがタイム・ワーナー株を14.99%取得したのだ。ブロンフマン氏は「純投資が目的」と説明し、さらに買い増すことはなかった。だが、これ以降、シーグラムは会社としてエンタメ業界への傾斜を強める。

パナソニックから映画ユニバーサルを買収

1995年には安定配当が見込める虎の子の米デュポン株を88億ドルで売却した。その資金で米娯楽・映画大手MCA(ユニバーサル)をパナソニック(当時:松下電器産業)から買収した。「ブロンフマン氏の血管を流れるのはアルコールではなくエンターテインメントへの情熱」と評された。

ユニバーサル・ミュージックを世界トップに

さらに、1998年に音楽大手のポリグラム(オランダ)を100億ドル強で買収した。それによって、MCA傘下の米ユニバーサル・ミュージック・グループを断トツの世界トップに引き上げた。

2000年に仏複合企業ビベンディにシーグラムを売却した。総合メディア企業となったビベンディ・ユニバーサルの副会長を務めた。

ビベンディ米娯楽事業の買収合戦に参戦した。しかし、2003年9月にNBCに敗れた。その後、タイム・ワーナーの音楽部門買収で再び表舞台に立った。