グラミー賞の「最優秀ロック・パフォーマンス賞」(Best Rock Performance)の一覧です。 歴代の受賞アーティスト・受賞曲及びノミネートのリストになります。 この部門は、ロック系のシングル(曲)が対象です。 アルバムではありません。 ロックンロール音楽の優れた楽器演奏や歌唱を称えることを目的としています。 バンドとソロの両方が対象です。 2012年に創設されました。(Grammy Watch編集長 小山守生)
2025年の全リスト→ | 2024年の全リスト→ | 2023年の全リスト→ | 2022年の全リスト→ | 2020年代 | 2010年代 | グラミー賞→
| 24年 | 23年 | 22年 | 21年 | 20年 |
年 | 受賞 | ノミネート |
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2024 |
ボーイジーニアス
(Boygenius) 「ノット・ストロング・イナーフ」 (Not Strong Enough) |
※2024年の全部門→ |
2023 |
ブランディ・カーライル
(Brandi Carlile) 「ブロークン・ホーシス」 (Broken Horses) 【配信:アマゾン】 |
※2023年の全部門→ |
2022 |
フー・ファイターズ
(Foo Fighters) 「メイキング・ア・ファイア」 (Making a Fire) 動画→ |
※2022年の全部門→ |
2021 |
フィオナ・アップル
(Fiona Apple) 「シャメイカ」 (Shameika) 動画→ 音楽配信(Amazon)→ ※今回ノミネートされた6人は、すべて女性でした。 |
※2021年の全部門→ |
2020 |
ゲイリー・クラーク・ジュニア 「This Land」 動画→ 米国テキサス州オースティン出身。 受賞時点で35歳。ブルース、ロック、ソウルとジャンルにとらわれないギタリストとして10代から人気を集めた。 2011年のレコード・デビュー前に、エリック・クラプトンの前座に抜擢された。 本曲では、幼い頃家族と移り住んだ南部での暮らしについて歌っている。黒人だからと歓迎されず、そこでは、迫害にも似た差別をうけた。「そこは、あなたがたの国だが、我々の国でもある」と歌う。 |
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19年 | 18年 | 17年 | 16年 | 15年 | 14年 | 13年 | 12年 |
年 | 受賞 | ノミネート |
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2019 |
クリス・コーネル 「ホエン・バッド・ダズ・グッド」 (When Bad Does Good) 動画→ |
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2018 | レナード・コーエン
「ユー・ウォント・イット・ダーカー」(You Want It Darker) 動画→ レナード・コーエンはシンガー・ソングライター。詩人兼作家でもある。文学的な歌詞で知られる。カナダ出身。 大学で英文学を学び、1956年から詩集や小説を発表した。知名度を高めたコーエンが音楽活動にも興味を示し、デビュー作「レナード・コーエンの唄」(1967年)を発表した。 2006年、彼を題材にしたドキュメンタリー映画が公開された。 |
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2017 | デヴィッド・ボウイ 「ブラックスター」(★) 歴史に残る英国出身のスーパースター、デビッド・ボウイが、69歳の誕生日に発表した。その2日後に、肝臓がんで逝去した。通算25作目。この作品が遺作となった。 ジャズ系のミュージシャンたちと新しい挑戦を見せた。楽曲はミステリアスな雰囲気に満ち、フリージャズのように奔放かつ独創的。 音楽評論家らに絶賛された。 多くの国で大ヒットし、ボウイとして初めての全米アルバムチャート1位となった。 グラミー賞では、5冠に輝いた。本賞のほか、「ロック・ソング賞」「オルタナティブ・アルバム賞」「パッケージ賞」「アルバム技術賞(クラシック以外)」。 癌に苦しめられながら制作したという。 癌だという事実は生前公表されておらず、世界中のファンに衝撃を与えた。 タイトルの「ブラックスター」は、自身の死期を意識して名付けたとの見方もある。 レコーディング場所のニューヨークの地元のジャズミュージシャンたちを演奏家として起用した。 |
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2016 | アラバマ・シェイクス 「ドント・ワナ・ファイト」 ボーカルの黒人女性、ブリタニー・ハワードの堂々たる歌声が圧巻。 そして、迫力ある演奏が見事。 アラバマ・シェイクスは、米国アラバマ州の小さな町アセンズで結成された。 ブリタニーと高校の同級生が一緒に始め、その後、町で唯一のレコード店で働いていた友人や町いちばんのギタリストが加わった。 当初、オーティス・レディングからレッド・ツェッペリンまで、ソウルやロックの古典を演奏していたが、次第に自作曲も増え、ライブ活動を重ねるうちに口コミで評判が広まった。 2011年、ナッシュビルで録音したアルバムでデビュー「ボーイズ&ガールズ」がヒット。 英国で初登場3位、米国で最高8位になった。 |
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2015 | ジャック・ホワイト 「ラザレット」 |
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2014 | イマジン・ドラゴンズ 「レディオアクティヴ」 |
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2013 | ブラック・キーズ 「ロンリー・ボーイ」 ザ・ブラック・キーズの大ヒットアルバム『エル・カミーノ』からのシングル。 荒削りで、爽快なロックンロール。 ブラック・キーズは米国オハイオ州出身。 ドラムのパトリック・カーニー、ギターとボーカルのダン・オーバックの2人組。 幼なじみ同士だ。 2002年のデビュー後、苦労しながらツアーを重ねた。 売れるようになるまで10年近くかかった。 『エル・カミーノ』は7作目。 |
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2012 | フー・ファイターズ 「ウォーク」 ニルバーナのドラマーだったデイブ・グロール率いる4人組ロックバンド、フー・ファイターズ。 「ウォークは」は、2011年の新作アルバム『ウェイスティング・ライト』に収録された。 このアルバムでは、デイブの自宅ガレージを“スタジオ”にして、アナログ録音にこだわった。 荒々しさの中に哀愁を漂わせる。プロデュースはニルヴァーナの名作「ネヴァーマインド」を手掛けたブッチ・ヴィグ。 |
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